アメリカ進出 成功の秘訣3MARUKAI CORPORATION U.S.A. President Hidejiro Matsu 松 秀二郎氏 |
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アメリカ進出 成功の秘訣 その3アメリカで成功したいなら、マーケットを知り、アメリカ市場に合わせた商品を
まず商売のターゲットを決める。それから商品を決める アメリカのマーケットは、複合的です。全部のアメリカ人を相手にすることはできません。多くの民族が混在し、価値観が多様です。誰に対して、どの層相手に商売をするか、このセグメントが必要です。そこが日本のマーケットとの大きな違いです。 自分たち事業の商品を誰に売るか、これが基本です。買ってくれる人を考えてから、相手の嗜好・習慣・価値観・生活レベルを考慮して、価格・デザイン・味などを決めていきます。例えば、うどん一つとっても日本人と日系人では好みが異なります。 それをどこに焦点を合わせるか、これを最初に決めて、出店の地域、価格帯、品揃えを決めていきます。
MARUKAIが成功したのは、現地の自主経営・独立採算だからです。日本側は資本金を出していますが、品揃えや仕入れルートも含めすべてアメリカ側の自主判断です。もちろん本社側の投資に対して、初年度から利益は還元しています。 日本の本社から来る人は、自主経営権を取ってくることです。本社が許可しなくては何もできないようでいては、現地のニーズに合ったことはできません。日本側の上部の人はアメリカ市場のことを知らないんですから。 アメリカに来る人は、アメリカに向けてビジネスを創り上げていく必要があります。日本側本社に忠実な人は、成功しません。 MARUKAIでは、35年前から本社からの社員を採ることを止めました。アメリカ市場を知らない人には、マネジメントもできないからです。
また、契約書を交わすときには、弁護士が必要です。契約書には、先方に有利な条件ばかりが書いてあることがあります。契約書に関する考え方は、日本とは全く異なります。交渉すれば払わなくて済むことなどもあります。日本の常識とアメリカの常識は異なります。日本の常識でやっていると、大変な目に遭います。 日本の基準はヨーロッパを手本に作っているものが多いです。ですから、食品に使われる着色料などはアメリカと日本は基準が合いません。ヨーロッパに輸出して問題がなくてもアメリカのFDA規格には通りません。食品に使うプレートの色が引っかかるときもあります。ラーメンの出汁に肉エキスが入っているために輸入できない、たまごが入っている、ミルクが入っている、麺のかんすいがダメ、いろいろあります。 アメリカは法律を守ることについて厳しいです。日本人や東南アジアの人間は、最初は法律を守らず見つかってから守るのが多いですが、法律を遵守することは重要です。 日本から出てくる人は、少量の商品を持ってきてテスト販売するなど、市場調査をしっかりすることです。出てきてしまえばどうにかなるだろうと出てきても、どうにもならないのです。
松 秀二郎 氏 MARUKAI CORPORATION U.S.A. |
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